2008年11月20日

ブログリテラシーについて

■私のブログ原体験

忘れないうちに書いておこうと思って筆を取る。(というかキーボードに手を置く)私が初めてブログを始めた時の経験を。

まずは、インターネットで初めてブログというものを閲覧し始めた時について。それまでの私はブログ=個人的な日記をWEB上で公開すること、という固定観念しかなくて、ずいぶん物好きな人たちがたくさんいるんだなあくらいにしか考えてなかった。

しかし、本や雑誌を見ている内に、ブログとは単なる日記だけじゃなく、ネット上の最新情報や、ライフハック、書評、社会時評など多様な情報を発信するメディアだと知った。

これは面白そうだと見始めたのが今年の夏頃(まだ最近だ…)無論、それ以前もネットサーフィンの最中にさらっと閲覧したこともあった。しかし、情報収集として意識的にブログを閲覧し始めたのはその頃だったのだ。

当時は会社員だったこともあって、「404 Blog Not Found」「マインドマップ的読書感想文」「俺と100冊の成功本」など、いわゆるビジネス書関連のブログから読み始めてみた。

その時の記憶として今でも残っているのが、「独特のインターフェースによる読みにくさ」だ。

まず日付順に縦に並んでいる膨大な量の記事につまづいた。ホームページは各画面がカテゴリ別などに整理されていて、メニュー画面から目的の画面に飛んで閲覧することが多い。しかしブログは初めから記事が何の工夫もなく日付順に羅列されていて、何だか下品に感じてしまったのだ。

次に「追記機能」というものが分かりづらかった。書籍の画像と文章が2〜3行並んでいるだけで、「ブログとはこんなに短く書くものなのか」と思っていたら、ふと記事欄に「続きを読む」というリンクを見つけてクリックしてみると全ての内容が出てきた。

記事欄の端に並ぶ「B」とか書かれた謎のボタンと3ケタの赤い数字(はてなブックマークだったのね…)、サイドバーに大量に貼られている種々雑多なバナーなども分かりづらかった。

要するに、ブログというものは、ホームページとは全く異なった構造とインターフェースで書かれており、閲覧するために固有のリテラシーが必要なメディアなのだ。ブログを閲覧し始めた当初は、私にこの「ブログリテラシー」とでも言うべきものが欠落していたために、思うように閲覧できないもどかしさやストレスを感じていたのだ。

■ブログリテラシーを考案する必要

ブログの「読み」については大いに戸惑った私も、「書き」については割とスムーズにクリアすることができた。私が利用したのはSeesaaブログだが、タイトルと説明と適当な文章を書いて保存すれば即座にあの私を苦しめたインターフェースのブログが出来上がった。

「読み」のインターフェースの分かりにくさとは裏腹に、「書き」は恐ろしいほどハードルが低いのもまたブログの特徴に感じた。このハードルの低さゆえに生じる問題も多い。記事の内容が元でコメント欄が炎上して閉鎖に追い込まれたり、不正な内容の記事がアップされたり。まあその程度の問題であれば2ちゃんねるの頃からあったわけだが、ブログの場合はある程度まとまった内容の記事を個人が書いている。そのため「芸能人ブログ同士のケンカ」などブログ特有の問題も生じてくる。

このようにブログは、ホームページと比べて、作成のハードルがあまりにも低いために、今や小学生から高齢者まで誰でもやっている。「おいおいそんなことまで書いていいのかよ!」と突っ込みたくなる内容を皆平気で書いている。特に著作権に関係してくる問題が顕著だ。ライブや講演会など、今日あらゆるパブリックなイベントは、ブログやYouTube、ニコ動などで無料で事後体験することが可能となった。

あまり好きな言葉ではないが、もともと「メディアリテラシー」という言葉は、メディアを批判的に利用する能力だけでなく、メディアを適切に利用して表現する能力も包含するものである。今日ブログほど独自のメディアリテラシー教育が必要とされているメディアは他にないのではないか。いずれ「学校裏ブログ」や「自殺ブログ」などが流行してくる前に、早期の対策が必要だと思う。


posted by Tommy at 23:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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