2008年11月05日

敗北したマケイン氏にはぜひ反戦・平和活動でノーベル賞を目指してほしい。

■オバマ氏勝利!そして敗北したマケイン氏は…



米大統領選でオバマ候補が勝利した。弱冠47歳という若き黒人大統領の誕生だ。日本人としては、メディアでオバマとクリントンの壮絶な民主党代表選を見てきただけに、「オバマが勝つでしょう」という気でいたが、予想通りの結果だった。

日本のメディアではあまり目立っていなかったマケイン氏だったが、町山智浩氏の『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』などで、その波乱万丈の人生を知っていただけに、ちょっと寂しい気もする。

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)
町山 智浩

by G-Tools



マケイン氏はベトナム戦争で捕虜になったが奇跡的に生還。しかし身体に一生治らない後遺症を負った。また、ブッシュ共和党の重要な支持基盤であるキリスト教原理主義を批判したことで、共和党内でも孤立した存在だった。

そんなマケイン氏も、「変化」をかかげたオバマ氏の勢いを覆すことはできなかった。朝日新聞などによると、有権者が重視した争点は「経済」が62%で、経済施策に力を入れたオバマ氏に優位に働いた。

確かに経済施策に関しては、オバマ氏の方が説得力のある主張を展開していた。しかし、こと戦争に関しては、自分が身を持ってその恐ろしさを体験したマケイン氏の方が、反戦と平和に向けた施策を実現しえたように思う。

2000年の大統領選でブッシュに敗れたゴア氏が、その後環境問題でノーベル賞を受賞したように(実際はいろいろ裏があったようだが)、マケイン氏も今後は反戦・平和活動などでぜひ活躍したいただきたい所だ。
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2008年10月30日

「信じてたのに」の欺瞞―慶大生大麻事件

■慶大生大麻事件の大学側の反応

★「学生信じてきたのに残念」慶応大が謝罪 大麻事件

「慶応義塾大学の学生2人が大麻取締法違反の疑いで神奈川県警に逮捕された事件で、同大の森征一常任理事(法学部教授)らが30日午後、東京都港区の三田キャンパスで会見を開き、「学生の自主性を尊重するのが建学の精神だった。学生を信じてきたので本当に残念」などと述べ、謝罪した。同大は今後、『危機管理委員会』を立ち上げて再発防止に努めるとしている。」(2008年10月30日asahi.com)

慶應義塾大学の学生が大麻事件を起こした。この事実に関しては別段特に言うこともない。同じように人体に害のあるタバコや酒は(20歳以上であれば)法律で許可されている。しかし日本では大麻は法律違反。だから吸っちゃだめよ。以上である。

むしろ私が気になったのは、大学関係者の反応で「学生を信じてきたので本当に残念」という発言だ。

■「信じてたのに」の欺瞞

私は一般的に、他人に対して「信じてたのに」というのは良くないと思っている。そもそも「信じてたのに」という言葉は、無責任で都合のいい楽観を意味するからだ。

よく女性が、浮気しそうな男性に向かって「信じてるから!」と言う。(これは結構重いプレッシャーだ。)しかし、これは女性が、「あなたは浮気をする人じゃない。そう信じてるから」と勝手に決めつけていることを表している。つまり、その男性は浮気をしそうな男なのだという現実から目を背けて、「きっと浮気はしない」という無根拠な楽観を押しつけているだけなのだ。

今回の事件もそうだ。「学生を信じてたのに」という気持も分からなくはない。しかし、大学生が大麻売買する可能性は十分ある。そういう現実から目を背け、特に対策も行わず(少なくとも記事には対策の存在については触れられていない。04年以降5人も逮捕されてるのに!)、「学生を信じてきたのに」とは無責任にもほどがある。

大麻は自生が簡単な麻薬だ。だからスペイン語で"安い煙草"という意味の「マリファナ」という異称を持つ。(参考→Wikipedia)社会からの逸脱行為に興味を抱きがちな大学生が手を染めても何ら不思議ではないのだ。大学側はそのくらい予め予測して、学生への注意を促す活動をしておくべきだったのではないか――。

それにしても、この大麻問題。大相撲の次は慶大生と来た。こういう事件はずるずると類似事件が続発していくものだから、他の大学が心配。慶大より遥かに人数が多い早稲田大学は大丈夫だろうか…


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2008年10月26日

想像通りの家事ロボ

以前、ブロガーロボをの記事を書いたが、今度は家事をするロボットが開発された。それも結構本格的。

★掃除や洗濯これ1台で 東大やトヨタなど家事ロボ開発

「掃除や洗濯、食器の片づけなど、家庭内でのいろいろな仕事を1台でこなしてくれる「家事支援ロボット」を、東京大やトヨタ自動車などの研究グループが開発した。東京大で24日、その仕事ぶりが公開された。

 このロボットは車輪で移動し、身長は155センチ。単身世帯や高齢世帯の家事負担を減らすことを目標に開発した。事前に命令しておけば、留守中に家事をこなしてくれる。」(2008年10月25日asahi.com)


よくSFとかに出てくる家事ロボットのイメージそのまま。

どうやら家事労働の担い手は女性から男性と来て、次はロボットになりそうである。というか男で家事労働やっている人はまだ多数派じゃないだろうから、このまま家事ロボが普及すれば、歴史的に男の大多数が家事労働をやる時代はもうやってこないのかもしれない…

よかったね、男性諸氏!
ラベル:ロボット
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2008年10月24日

制度改正までに流れるたくさんの血

■労働問題関連の新施策発表

★年長フリーターの正規雇用、企業に助成金 厚労省方針

「厚生労働省は21日、雇用対策として年長フリーターらを新たに正社員として雇う企業に対し、1人あたり50万〜100万円程度の助成金を出す制度を作る方針を固めた。3年程度の時限措置とする。与党も同様の方針を固めており、政府が今月中にまとめる追加経済対策に、若者の雇用対策の目玉として盛り込む考えだ。」(2008年10月21日asahi.com)

これまで見過ごされがちであった、年長フリーターを対象とした施策がやっと出てきた。しかし、対象は25〜39歳で、それ以上の年代は対象になっていない。再就職は年齢が上がるにつれて難しくなるはずなので、40歳以上のフリーターを支援する仕組みも早急に構築する必要がある。

★ニート・引きこもりの自立支援へ「若者新法」 政府方針

「政府は23日、ニートや引きこもりの若者の自立を支援するための「若者支援新法(仮称)」を制定する方針を決めた。新法の柱は、地域ごとに官民で協議会を作り、困難を抱える若者を多面的・長期的に支援する仕組みを作ることを想定している。来年の通常国会への法案提出を目指す。」(2008年10月24日asahi.com)

何だか安倍首相の時の施策に似ているが、今度は「多面的・長期的に支援」とあるように、再就職後のアフターフォローなども視野に入れているようだ。安倍政権時の労働施策は大量のコストを費やした割には問題の根本的な解決には至らなかったと批判されている。今度こそ問題の根治に結びつくよう期待したい。

それにしても、フリーターや引きこもりなどは何年も前から議論されていることなのに、政府というのは何でこうも対策を立てるのに時間がかかるのだろう。毎回何かしらの問題が噴出して収拾がつかなくなってきてから初めて、ぼちぼち対策が施され始める。

■制度改正までに流されるたくさんの血

最近、経済評論家の勝間和代が日本の労働問題について論じた『日本を変えよう』という本を出版した。

勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan
勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan

この本は正直、玄田有史や本田由紀など教育・労働関連の専門書と比べると、分析も浅いし内容的に新しいことは言っていない。

働く過剰 大人のための若者読本 日本の〈現代〉12
働く過剰  大人のための若者読本  日本の〈現代〉12

軋む社会 教育・仕事・若者の現在
軋む社会 教育・仕事・若者の現在

しかし、この本の価値は専門書として云々という所には全くない。経済評論家として今を時めく勝間和代が日本の問題について語るということ自体に意味がある。勝間氏が語ることによって、普段労働問題なんて気にもとめていないようなビジネスマンにまで、広く問題を知らしめることができる。そのこと自体に価値があるのだ。

しかも勝間氏は、単なる評論家ではなく行動するビジネスパーソンだ。国内向けではないが、既に本の印税の20%を世界の慈善活動に寄付する「Chabo!」などのプログラムも立ち上げている。単に発言するだけでなく、実際に行動して社会を変えていく力を持った人物なのだ。



その勝間氏が、この本の中で貧困問題の専門家である雨宮処凛と対談をしている。なにげに私はこの章が本の中で一番面白い部分だと思っている。対談の冒頭で勝間氏が雨宮氏に身も蓋もない発言をしてしまっている所にまず笑った。

「今日は正直な話をしたほうがいいと思うので、あえて聞いてしまいますが、私、中学からずっと慶応なんですよ。そうすると、私の身の回りには、だんなが就職に困っているとか、フリーターになったとかいう人がいなくて。雨宮さんのルポを読んでも、実感としてわからないところがあります、正直にいうと」(P.166)

あちゃ〜できるビジネスパーソン勝間節炸裂!という感じである。しかし勝間氏のいい所はその後雨宮氏の話を聞いていくうちにどんどん労働問題の深刻さが分かっていって考えを変えていく所だ。最終的にリアリスト勝間和代として、労働問題解決のための具体的なアクションいくつも提言していた。

勝間氏は対談の途中で次のような発言をしていた。

「私、よく厚労省の人たちと話をするんですけど。結局当事者たちが声を上げてくれて、メディアの空気なり市民の空気が政治に伝わってこないと、官僚としては動きづらいということをすごくよくいわれるんですよ」(P.184)

私はこれは官僚の怠慢だと思う。冒頭に書いたようにフリーターやニートなどの労働問題は何年も前から議論されてきた。その間政府もいくつか施策は出してきているがどれも後手後手の印象だった。

私も組織に属していた人間として、これまでの制度を見直すという「イレギュラーな仕事」がどれほど大変かはよく分かる。ルーティンワークで硬直した組織の中で、周囲の人間の流れを変えていくのは確かに至難の業ではある。

しかし、国政の場合は、そのような対応の遅れのせいで苦しむ人が何千人、何万人(あるいはそれ以上)という単位で生まれてくるのだ。一般企業の制度改正とは訳が違う。

飲酒運転や最近だと妊婦さんの病院受け入れの問題などもそうだが、制度が改正されるまでに、いったいどれだけたくさんの人が血を流さなければいけないのだろう。

毎回、

 痛ましい事件・事故の発生→メディアの過剰報道→世論の形成→法改正

という手続きを踏まなければ制度の改正はできないのだろうか?

私は、例え理想論と言われようが、犠牲者を出す前に制度を変えていく方法を考えるべきだと思うし、自分自身そういう努力をしていきたいと思う。

そのためにも、社会問題を発見することをもっとも得意とする社会学者は社会的にもっと影響力を持つべきだと思うし、これからは勝間氏のような経済的な影響力も持った人物とも連携して、社会をよりよいものに変えていく努力をすべきだと思う。



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ラベル:労働問題
posted by Tommy at 12:21| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月16日

コンビニ深夜規制論争の現状

■コンビニ深夜規制論争の現状

今朝の朝日新聞の「ニュースがわからん!」でコンビニ深夜規制の現状について書かれていた。

★「ニュースがわからん―コンビニの深夜規制はどなった?」
  (2008年10月16日朝日新聞朝刊)


※「ニュースがわからん」は「朝日新聞アスパラクラブ」でも見れる。ただしユーザー登録が必要。

この記事に主要な争点が綺麗に表にまとまっていたので、以下抜粋。

【主な論点】   

        <規制賛成派>      <規制反対派>
 
・温暖化   エネルギーの無駄遣い   規制のCO2削減効果は限定的
・生活     深夜生活が改善される   深夜営業は深夜生活の結果
・防犯     犯罪や非行の温床     深夜の明かりは安全・安心
・加盟店   24時間営業は負担重い   24時間営業は配送効率良い

コンビニ深夜規制論争に関してはブログやホームページで様々な議論がされている。話は少し脱線するが、こういう状況で争点をすっきり理解するのに新聞はやはり役立つ。インターネット全盛の時代で新聞が衰退しているといわれている時代だが、プロの記者やライターが書いた記事の価値は少しも衰えない。

■深夜規制してもCO2は削減されない

コンビニ深夜営業規制論議は、もともと昨今の温暖化批判ムードから発生した。深夜に煌々と光を放ち続けるコンビニは電気の無駄遣い以外何物でもない。だから深夜営業を規制すればCO2が削減できる、と。

ところが今回の記事によると、規制反対派は「深夜営業の規制によるCO2削減効果は限定的」と主張している。以下引用。

「通常、電力会社は二酸化炭素(CO2)をほとんど出さない原子力発電を24時間動かす一方、日中の需要ピークに合わせて石油火力の出力を上げるが、石火は出力調整が簡単な半面、CO2を多く出す」(同上)

つまり、夜間は原子力発電で営業しているので、規制してもCO2削減効果はほとんどない。本当にCO2を削減したいんだったら、日中の消費電力を抑えるような施策が必要、ということだ。

この主張は説得力がある。全国に数万店(巻末リンク@)あるコンビニの営業形態を変えるとなると莫大なコストがかかるだろう。(流通を見直したり看板を張り替えたり)それだけコストをかけてもCO2削減効果が得られないのであれば規制しても意味はない。つまり、あくまで"温暖化という論争においては"、コンビニ深夜営業は規制すべきではない。(原発の是非についてはここでは触れない。)

■人間的な生き方とは?

しかし、争点が「ライフスタイル」に移動してくると話は逆転してくる。コンビニの深夜営業は過剰労働の温床以外の何ものでもない。ある調査によると、深夜時間帯には週1回以上コンビニを利用する人は全体の13.7%しかいないという。(巻末参考リンクA)

そんな稼働率が低い状況で、人々の大半が寝静まっている時間帯に1〜2人で勤務し続けるというのは本来過酷な実態だ。これはコンビニに限らずあらゆる深夜営業の仕事に当てはまる。

それに、私の恐ろしく素人な科学知識から見ても、深夜に人間が起き続けているのは身体に良いはずがない。人間には体内リズムというものがあり、深夜には睡眠を取っていないと成長ホルモンが分泌されないのだ。(この部分かなり俗な文章になってしまった。スミマセン。)

私だったら深夜にコンビニでなんて働きたくない。仮に自分に大学生くらいの子供がいたとして、「深夜コンビニで働きたい!」などと言い出したら、「体に悪いし強盗とか来るかもしれないから辞めなさい!」と言うだろう。(私はモノを考える時に「自分だったらどうか」「自分の子供だったらどうか」と考えるクセがある。)

つまり、ライフスタイルの争点においては、深夜営業は過剰労働の温床であり、人間的な生活が出来なくなるので規制すべき。これが私の結論。

コンビニの深夜規制が始まれば最初は不便なこともたくさん起こるだろう。私だって会社員時代は毎日深夜残業をしていたので、深夜のコンビニの便利さは分かる。しかし、本来人間は夜は寝るのが当たり前なのであって、働くべきではないのだ。

だからコンビニに限らず深夜労働の趨勢はこれからどんどん減らしていくべきだ。その昔、全面真っ黒だったゴミ袋が半透明に変わる時に随分批判が出たが今となっては当たり前になったことと同じように、コンビニ深夜規制もいざやってしまえばその内平気になると思うのだが。

【参考リンク】

@コンビニエンスストアの店舗数一覧
A24時間営業コンビニのニーズはどこに!?
B[misc]コンビニ業界が深夜営業規制に反対する本当の理由



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posted by Tommy at 19:37| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月12日

人間より「人間的」なロボットは生まれるか―ブロガーロボの登場

■ついにブログを書くロボット登場!?

★バンダイ、“ブロガー”ロボットを開発

バンダイは、パシフィコ横浜で開催中のパートナーロボット総合展示会「ROBO_JAPAN 2008」でネット対応のパーソナルロボット「NetTansorWeb」(ネットタンサーウェブ)を展示している。2006年に発売した「NetTansor」の進化版。写真を撮り、ブログにアップする“ブロガーロボ”に成長した。

記事を読んでまずぞっとした。バンダイの開発したネット対応のパーソナルロボット「NetTansorWeb」(ネットタンサーウェブ)は、何と自分に搭載されたカメラを使ってブログを書くことができるというのだ。

内容を見てみると、残業している社員を写真に撮ってアップする「残業ブログ」や、毎日の夕食を紹介する「今夜の晩御飯」など結構本格的だ。

写真を見ると、ブログの形式としては「モブログ」に近い。次々と撮影した写真に短いコメントを添えるという形式だ。コメント内容が微妙とはいえ、そこらのジャンクブログ(造語)やスパムブログよりまともなんじゃないかと思える。

一般的にはブログを書くということは知的活動とされている。自分が経験したことや考えたことを文章にしてアップするという作業は人間にしかできない活動に思える。しかし、モブログ形式のブログであればもはやロボットにも書けてしまえるのだ。

■人間とロボットの違いとは?

こういう新しい機能を持ったロボットが登場するたびに、「人間的と何か」と考えてしまう。人間とロボットを区別する要素はいろいろあるだろうが、ひとつは「感情の有無」が挙げられるだろう。

しかし、私は予てからロボットにも限りなく感情に近い要素を持たせることが可能だと考えてきた。例えば、自身と人間の距離を測定して反応ができるロボットがあるとする。そして、そのロボットの近くにいる人間が一定の距離以上離れると自動的に「行かないで!寂しい」としゃべるようにプログラミングするのである。

するとどうであろうか。ロボットから「行かないで」と言われた人間は、きっとそのロボットに「寂しさ」という感情が芽生えていると錯覚するのではないであろうか。

あるいは人間とロボットの区別として「善悪の判断」を挙げるとするとどうだろうか。この場合も、ロボットに倫理感に近いプログラミングをすることは可能に思える。

例えば、刑法の全データをインプットさせ、「暴行」や「脅迫」など視覚的に認知可能な行為(体温や脳波の認識などでもよい)のあらゆるパターンをプログラミングする。そうすると、ロボットの目の前で母親が子供を叩こうとした際に、「子供を叩いてはいけません」と言うロボットが生まれても不思議ではない。

■人間的とは何か

以上は、単にSFが好きなだけのバリバリの文系が考えた絵空事に過ぎない。しかしまったく実現不可能なことではないように思える。現にブログを書くモブログを書くロボットなんて誰が想像しただろうか。(文章を自動作成するプログラムは存在したが、あれはどちらかと言えばコラージュの域を脱していないだろう)

これからも我々は、ロボットが進化する度に「人間的とは何か」という深刻な問いに悩まざるを得ないだろう。刺激に対する反応という短絡的な行動が暴発し、身勝手で非倫理的な犯罪をする人間より、よっぽど人間的なロボットが生まれる日もそう遠くないのかもしれない。


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posted by Tommy at 12:12| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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